妊娠中の片頭痛治療薬 大濠パーククリニック

妊娠中は高エストロゲン(卵胞ホルモン)状態になることからが8割の方が、片頭痛発作が軽減しますが、出産後はエストロゲン濃度が急激に低下することから、片頭痛発作が再び起こりやすくなります。

当院では以下のように妊娠中は治療を行っています。

①鎮静剤

〇アセトアミノフェンFDA危険度分類B

△メフェナム酸 FDA危険度分類B(妊娠末期は禁忌)

△ナプロキセン FDA危険度分類B(妊娠末期は禁忌)

△イブプロフェン FDA危険度分類B(妊娠末期は禁忌

②トリプタン製剤 鎮痛剤が効きにくい中等度以上時

△スマトリプタンFDA危険度分類C

△リザトリプタン

③予防薬 なるべく使わない。しいて使うなら

プロプラノロール

副作用

  • 禁忌:エルゴタミン製剤(子宮収縮)
  • 控える:NSAIDS

④漢方

△呉茱萸湯

⑤制吐剤

×使えないものもある

医)清涼会 大濠パーククリニック

福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B

☎092-724-5520