鎮痛剤による肝機能障害

頭痛外来や月経困難症での初診者の多くが鎮痛剤を多用してます。
鎮痛剤で 薬物性肝障害を見るのは、珍しくなく、その徴候をいかに早く把握するかが重要である。早期発見のためには、投与薬物が初回投与の場合、投与後定 期的に肝機能検査を実施し、肝障害の早期発見に努める。多くが2-3ヶ月以内にみられるため問診では、全身倦怠感などを確認し、3ヶ月以内の肝機能検査が望まれる。
<解熱消炎鎮痛薬>
肝障害の報告は解熱・鎮痛薬 は11.9 %と抗生物質に次いで多い。多い順に、ジクロフェナ クナトリウム(0.16%、3ヶ月以内が多い)、アセトアミノフェン、ロキソプロフェンナトリウム(0.29%.2ヶ月以内が多い、最近、小腸・大腸の狭窄・閉塞の注意喚起がされました).アセチ ルサリチル酸、メフェナム酸、イブプロフェン、インドメタシン、プラノプ ロフェンと続く