片頭痛と吐き気 大濠パーククリニック
片頭痛の発生機序
脳の血管が拡張し、その周囲の「三叉神経」が圧迫され、刺激を受け「痛みの原因物質」が放出され、血管の周りに炎症が起こる。その後、大脳に刺激が伝わり、“痛み”として認識される。この途中で、延髄の嘔吐中枢にも刺激が伝わり、吐き気や嘔吐があらわれます。
片頭痛発作時に制吐剤を併用していますが、
理由は
①胃の動きが悪くなっているので動きをよくしてトリプタン製剤の吸収率を上げる。
②トリプタンを吐いて効かなくなるのを防ぐ。
③単独でも疼痛を抑える効果も考えられている。
大濠パーククリニック
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