30代後半~50代前半の男性は風疹ワクチン接種 大濠パーククリニック
妊娠を考えている女性と30代後半~50代前半の男性は風疹ワクチン接種が望まれる。
国立感染症研究所の報告によると、成人男性(特に30代後半~50代前半)における風疹抗体保有率は女性と比して低かった。
2017年度、全国で5,656名(男性2,886名, 女性2,770名)に風疹抗体検査(HI)がなされた。風疹のワクチン接種歴が不明であった者は、男女とも0~19歳では10~30%, 20歳以上では50%以上であった。
2歳以上19歳までは男女とも95%以上が1回以上接種者であった。20代~50代の男性(41~83%)と、女性(54~95%)と比較して10ポイント以上低かった。
風疹抗体検査(HI)は2歳以上30代前半までは概ね90%以上を維持していた。女性では、30代後半以降もすべての年齢群で90%以上であったが、男性では35-39歳群(84%), 40-44歳群(82%), 45-49歳群(77%) および50-54歳群(76%) であった、