頭痛と脳腫瘍
脳腫瘍の患者さんの50%に頭痛が見られると言う報告もある、
Forsyth PA, et al. Neurology. 1993によると、
77%が緊張型頭痛、9%が偏頭痛様の痛みを呈していた。
頭痛が起こる機序としては増大した腫瘍で脳圧が高まり、血管や神経圧迫したり、脳脊髄液の流れを遮断することによると考えられている。
古典的な脳腫瘍に伴う頭痛では起床時にみられ、緊張、咳、叫ぶ、前屈であっかし、立ち上がると改善する、鎮痛剤が効きにくい。
鑑別の為、CTやMRI等の画像診断が必要である。