帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹の予防に50歳以上の方を対象としてワクチン接種をお勧めします。
過去に水ぼうそうにかかっていても抗体価は年齢とともにが下がっていきます。
改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで帯状疱疹を予防します。
1) 帯状疱疹患者の約7割が50歳以上です。
2) 65歳以上のわが国の一般人口の帯状疱疹の発症率は1/100人・年です
3) 日本人では80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。
4) 帯状疱疹にかかった人のうち4-6%は再発するといわれています。
5) 1年間の新患者数は60万人。
6)また、※帯状疱疹後神経痛(PHN)への移行リスクは50歳以上で2割にのぼります。
※帯状疱疹が治癒した後も続く痛みのことで、帯状疱疹の合併症としては最も頻度が高く、3ヵ月後で7~25%、6ヵ月後で5~13%の人が発症しているという報告もあります
7) アメリカで帯状疱疹用ワクチンの効果は、1回接種で50から59歳の年齢層においては帯状疱疹の発症が70%抑制され、60から69歳では64%、70歳以上では38%の抑制が認められ、その効果は約8年持続するそうです。
8) 米国では、5年間の追跡で帯状疱疹の発症は約半分,帯状疱疹後神経痛の発症は約1/3に抑制された,という予防効果が確認されています。
帯状疱疹の予防効果は接種1年後で62.0%、接種5年後で43.1%
帯状疱疹後 神経痛の予防効果は接種1年後で83.4%、接種2年後69.8%
部位:全身どこでも見られますが。
1)額(三叉神経第一枝)
2)第2ー4肋間神経
99%が片側だが、両側や離れた部位もある
他者への感染性:
水痘未感染の子供等に発症することがある。
副作用:
数時間後 まれに発疹、じんましん、かゆみ
5日目から14日目 発熱や発疹など通常1~2日で治ります
まれにアナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難、口唇浮腫、喉頭浮腫など)や急性血小板減少性紫斑病が見られることがあります。
価格:
7130円(税抜き、消費税さらにかかります)