乾燥が少ないべピオローション発売
2023年5月31日、尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ®ローション2.5%」(過酸化ベンゾイル)が発売されました。
過酸化ベンゾイルは、尋常性ざ瘡の原因菌であるCutibacterium acnes(アクネ菌)などの細菌に対する抗菌作用と角層剥離作用を有し、炎症性皮疹および非炎症性皮疹(コメド)に対して効果を有します。
刺激性がベピオゲルよりも軽減し、接触皮膚炎の副作用はベピオゲルの約1/3で(ローション11.9%vsゲル37.3%)、塗った部位の赤み乾燥は約1/2(10.1%vs22.1%)です。ただし、100人中3人程度の頻度でかぶれ(接触皮膚炎)がおきることがあります。
塗布量: 全顔で0.5g:1円玉大(直径2cm)/1日1回
ベピオゲルの患者負担・薬価について
薬価は1本当たり1573.5円(3割負担で472円)
医)清涼会 大濠パーククリニック
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