慢性腎臓病(CKD)

成人の7人に1人が慢性腎臓病で進行すると透析や腎移植が必要となる場合があります。

CKDの診断基準:

以下2つのいずれか、または両方が3か月以上続く場合

1)尿検査(尿蛋白)や血液検査(血清クレアチン、尿素窒素)、画像検査、病理(腎生検)で腎臓の異常が明らか。

クレアチニンは筋肉から産生される老廃物で、腎臓から尿に排泄されるため、運動や高タンパク食で高くなったり、腎機能が低下すると、血液中のクレアチニンが増加します。

尿素窒素は尿素中に含まれる窒素の量です。タンパク質が代謝され尿素となって腎臓から排泄されます。

尿素窒素が増えるのは、タンパク質の摂取量が多い、脱水、発熱や、腎臓から尿素の排泄が悪くなった時です。

2)推定糸球帯濾過量eGFR(estimated Glomerular Filtration Rate: 1分間あたりに血液が糸球体でろ過され量)が60ml//1.73㎡未満

CKDの症状:

倦怠感、食欲不振、むくみや息切れ

CKDの予防:

減塩、適度な運動、飲酒制限、禁煙、減量

医)清涼会 大濠パーククリニック

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