過敏性腸症候群に漢方薬
過敏性腸症候群(IBS)は便秘や下痢を繰り返して、腹痛や膨満感を伴います。
有病率 : 男性10.3% 女性14.7%
過敏性腸症候群(IBS)の診断基準(Rome III criteriaによる
1ヶ月に3日以上腹痛か、腹部不快症状の繰り返す状態が3ヶ月以上継続し、 下記の2項目以上を満たしていること
- 排便に関連した疼痛がある。(排便による症状の改善)
- 疼痛が排便回数の変化を伴っている
- 疼痛が便の硬さの変化を伴っている
分類:
便の形状と頻度から便秘型」、「下痢型」、「混合型」、「分類不能型」の4つの型に分けられます。
治療法:漢方薬が有効な場合もあります。
便秘型に大建中湯
下痢型に半夏瀉心湯、六君子湯
混合型には桂枝加芍薬湯
医)清涼会 大濠パーククリニック
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