クラミジア頚管炎・咽頭炎
日本には100万人以上の感染者がいるといわれてます。
妊婦検診において正常妊婦の3~5%にクラミジア保有者がみられる。
2015年国内の妊婦約32万人で性器クラミジア」に2.4%が感染していることが、公益財団法人「性の健康医学財団」が報告。
妊婦のクラミジア感染率は、20代前半で約9%、20代後半で約4%でった。
妊娠検査の時に同時に 行った子宮頸管部からのクラミジア検出率です。 既婚の一般家庭夫人の20歳代前半の陽性率は 1人/15人、20歳代後半で1人/30人となって います。既婚の16~19歳では1人/5人であった。
また、平成18年のある県の大学および専修職業学校の男女学 生における性器クラミジアの有病率は 8.3%(女性 9.1%, 男性 7.0%)であった。
年齢別感染率:女性
15-19歳:18%
20-24歳:33%
25-29歳:22%
感染率50%と高く、半数は無症状(女性では80%が無症状)です。
将来、妊娠しにくくなったり流産や早産の原因になることもあります。
<検査方法>
・喉の奥を綿棒で拭って検査したり口腔内のうがい液を検体として検査する(SDAまたはPCR法)
<治療方法>
ジスロマック 1000mg1回のみ内服(1日)
※妊婦でも使用可能
2-3週後効果判定が必要である。
90%は陰性化しますが、無効時は違う抗生剤を追加投与します。
※クラミジア迅速検査が精度が落ちるため行っていません。