RSウイルス、新型コロナやインフルエ ンザをは じめ と す るウイルス性上気道炎 に よって起こる気道障害 は細菌の上気道へ の付着 を助 長 し、その後の二次 性細 菌性肺 炎を起こすと考えられている。

RSウイルス感染症は2才までにほぼ100%感染し、繰り返し感染する。
1才未満では重症化しやすい。
乳幼児↔︎高齢者で感染しやすい。

RSウイルスに感染すると重症化し、高齢者では肺炎球菌等の肺炎や喘息、COPDや心疾患を悪化させる。

日本では年間、罹患者70万人約63,000例の入院と約4,500例の死亡原因と推定されています。

よってワクチン接種による予防は有効である。

RSVワクチン対象者:
①60才以上(65才以上は63%は基礎疾患あり)
②基礎疾患合併(喘息やCOPD等慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患)合併
③免疫機能低下

RSVワクチン(アレックスビー)
価格:27,000円(税込)
※予約制
ワクチンは2年以上有効

RSウイルスの疫学:
潜伏期間は2-8日と長く、症状がわかりにくく、治るまで1-2週間症状が続く。PCR検査があまり普及してなく、認知度も低い。
1才未満の幼児は重症化することがある。