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1次性頭痛と2次性頭痛

一次性頭痛とは、脳や体に明らかな病気がなく、頻繁に起こる頭痛を指します

一次性頭痛とは、他にはっきりとした原因や疾患が見当たらない、「頭痛そのものが病気」の頭痛です。「片頭痛」、「緊張型頭痛」や「群発頭痛」などです。頭痛の9割を占めます。

 一方、二次性頭痛とは、脳や他の疾患が原因となって起こる頭痛で、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎などで緊急を要したり死につながる脳や頭部の病気が原因である頭痛です。

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片頭痛の特効薬トリプタン製剤

[caption id="attachment_21724" align="aligncenter" width="630"]片頭痛治療薬はトリプタン製剤 トリプタン製剤[/caption]

頭痛の病態

ストレスや緊張で、セロトニンが異常に放出されると、脳の血管が収縮する。次に、セロトニンが枯渇し三叉神経が興奮し、脳血管に向けてCGRPを放出し脳血管が急激に拡張するとともに脳血管周囲に炎症を起こします。拡張した脳血管の隙間から炎症物質が漏出し三叉神経を刺激し痛みを引き起こします。

(トリプタン製剤)

片頭痛治療薬の特効薬であるトリプタン製剤は、脳血管の平滑筋にあるセロトニン(5-HT1B受容体に作用し、拡張した硬膜血管を収縮させます。さらに三叉神経終末のセロトニン(5-HT1D受容体に作用して、神経終末からの神経ペプチド(CGRP)の放出を抑制することにより、片頭痛の症状を消失させます。

副作用も少なく、鎮痛剤と違い胃腸症状も少ないです。また使用後10-30分と即効性です。

現在以下の製品が発売されており、医療機関でしか処方されません.

  • イミグラン錠(ジェネリックのスマトリプタン)50mg、レルパックス(ジェネリックのエレトリプタン)錠20mgアマージ®(ジェネリックの奈良トリプタン)錠5mgは錠剤です。

マクサルト(RPD)(ジェネリックはリザトリプタン)錠10mg、ゾーミック(RM)(ゾルミトリプタン)錠2.5mgは水なしで服用できる口腔剤もあります。ゾーミックはオレンジ味で、マクサルトはミント味です。30分前後で効きます。

②イミグラン点鼻薬20㎎は嘔気がひどい場合や、群発頭痛に使いますが、15分で効きます。

  • イミグランキット皮下注3mgは片頭痛や群発頭痛の方で約10分で効果があります。

※現在イミグラン製剤の供給停止です。

 <副作用>

悪心・嘔吐 、眠気 、倦怠感・疲労・脱力、動悸 、めまい 、絞扼感・圧迫感、口内乾燥感・口渇、異常感覚

 

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来年度から帯状疱疹ワクチンの公費助成が始まります

帯状疱疹ワクチン、65歳を対象に25年4月から定期接種へなり、一部補助が始まります。

5年の経過措置を設け、70歳なども対象になります。

対象となるワクチン:シングリックス

価格:22,000円✖︎2回→??

詳細は分かり次第表示します。

50歳以上になると、帯状疱疹に罹患する確率が高くなり、またかかった場合に重症化したり、帯状疱疹後頭痛が持続することがあります

。50歳以上から帯状疱疹の発症率は上昇し、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。また、帯状疱疹後の再発率は6.4%もあります。

もし帯状疱疹になったとしても、急性期が過ぎた3ヶ月から1年以内には帯状疱疹予防ワクチン接種は可能です

<ワクチンの効果>

1)発症予防効果97.2%

2) 10年以上の継続90%有効

3) PHN(帯状疱疹後疼痛) 100%減少率

副作用:頭痛や痛みなど1 から2日で大部分が消失します。

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抗原検査は10分(インフルエンザとコロナ)

12月に入りインフルエンザの患者さんが激増してます。また、時々コロナ(COVID-19)感染症の方もいます。臨床では風邪も含めて鑑別は困難で、熱もない方もおられます。

迅速抗原検査は約10分位で結果がわかります。

治療はインフルエンザではゾフルーザを内服したら、コロナ感染症ではゾコーバやラゲブリオを内服することがあります。

受付は平日1830まで、土曜日と日曜日(12月は22日のみ)は1430までです。

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