マイコプラズマやウレアプラズマ感染症

マイコプラズマ(M.genitaliumや M.hominis)
やウレアプラズマ(ureaplasma  spp)
は性器や咽頭に感染する性感染症です。
性行為やキスなどで感染します。
一回の性的接触で30~50%感染します。
子宮頚管炎、尿道炎や咽頭炎を起こします。
潜伏期間)は1~5週間
症状: ほとんど無症状
咽頭不快感
膣の違和感
排尿痛、頻尿
性器のかゆみ
おりものの増加、性器の異臭
検査:培養検査(7日位)あるいはマイコプラズマのみPCR検査(1日)
感染の機会があった後、1日程度経っていれば検査できます。
 
治療: アジスロマイシンは有効ですが、耐性菌が増えています。
ビブラマイシン(ドキシサイクリン)や
→グレースビット(シタフロキサン)の抗生物質
を使います。
予後: 男女ともに不妊症に繋がることがあります。 
男性は精巣上体炎.女性は卵管炎、腹膜炎や子宮外妊娠の原因ななることもあります。