Q)花粉症治療はいつからした方がよいか?

花粉症治療薬

A)1月下旬ごろからが良いでしょう。

日本気象協会

によると2025年春は気象条件が揃えば2024年に比べ飛散量が増加する地域が多いと考えられます。

花粉症の治療は、症状が軽いうちから開始する「初期療法」が重要です。花粉飛散予測日の1~2週間程度前、症状が少しでもあらわれた時点で治療を開始しましょう。 スギ花粉が飛散する時期が2月であるため、1月下旬からの服用がおすすめです。早期に開始することで、

  • 花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすくなる
  • 重症化を抑えることができる
  • 処方されるお薬の量を減らすことができる
  • 花粉症の期間を短縮できる。

症状が強くなってから治療を始める「導入療法」と比較して、初期療法は花粉症の症状を軽くすることが分かっています。

また、ステロイド点鼻液や、ロイコトリエン受容体拮抗薬は、効能が出るまで1~2週間ほど時間を要するため、初期療法が有効です。