EXERCISE
運動指導
毎日の積み重ねで健康に
運動指導
大股ウォーキングの特徴と効果
最適な実施タイミング
- 朝の実施が夜よりも効果的です
- 食前のウォーキングは、食後と比べてより効率的に糖質を消費します
- 20分以上の継続により体温が上昇し、脂肪燃焼が本格的に始まります
正しい歩き方のポイント
- へその下3横指(丹田)に軽く力を入れる
- 通常より歩幅を5cm広げる
- やや早めのペースを維持する
理想的な歩幅の目安
身長に応じた最適な歩幅をご紹介します:
女性(身長160cm想定)の場合:
- 通常歩行:約73cm
- 大股歩行:約80cm
男性(身長170cm想定)の場合:
- 通常歩行:約78.5cm
- 大股歩行:約85cm
消費カロリーの比較
1時間あたりの消費カロリー:
- 大股早歩き(120m/分):470kcal
- 軽いジョギング(140m/分):400kcal
- 通常歩行(75m/分):200kcal
- ゆっくり散歩(60m/分):160kcal
大股ウォーキングの優位性
大股早歩きは、通常の散歩と比較して約3倍のカロリー消費が期待できます。さらに、軽いジョギングよりも高い消費カロリーを実現しながら、関節への負担が少ないため、長期的なダイエットプログラムに適しています。
効果を高める追加エクササイズ
基本の大股ウォーキングに以下の筋力トレーニングを組み合わせることで、より高い効果が期待できます:
腹筋・背筋トレーニング
- 開始は各5秒から
- 毎日1秒ずつ増やす
- 1ヶ月で30秒以上を目標に
腹筋運動の方法:
- 仰向けの状態で
- 下半身を伸ばしたまま
- 床から20cm程度持ち上げる
背筋運動の方法:
- うつ伏せの状態で
- スカイダイビングのポーズを意識
- 手足を反らせる
期待できる効果
- 歩行速度の向上
- 姿勢の改善
- 普段使用しない筋肉の活性化
- 効率的な脂肪燃焼
- 持久力の向上
運動を始める前に、必ず医師に相談することをお勧めします。特に持病をお持ちの方は、個別の指導が必要な場合があります。