生活習慣病 婦人科

閉経と高脂血症

女性ホルモンであるエストロゲンは肝臓において、LDLコレステロール受容体を増加させる働きがあります。この受容体が増えると血液中から肝臓にLDLコレステロールが取り込まれ、血液中のLDLコレステロールは低下します。

閉経でエストロゲンが低下するとLDLコレステロール受容体からのLDLコレステロールの取り込みを低下させ、血中コレステロールが蓄積、高くなります。

ホルモン補充療法でLDLコレステロール値が、15~20%くらい下がることが分かっています。

食事療法を開始し、かつ、頚動脈エコーでプラークが1.5ミリ以上ある人では、薬の治療を開始を検討します。

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