群発頭痛の特徴
群発頭痛は約1,000人に1人と珍しくですが、大濠パーククリニックには月に何人も来られます。目の奥に激痛が走り、数時間で無くなりますか、2週間から2ヶ月、ほぼ毎日起こります。トリプタン製剤を使用する他、予防薬を併用します。...
群発頭痛は約1,000人に1人と珍しくですが、大濠パーククリニックには月に何人も来られます。目の奥に激痛が走り、数時間で無くなりますか、2週間から2ヶ月、ほぼ毎日起こります。トリプタン製剤を使用する他、予防薬を併用します。...
1年で春が一番セロトニンの変動が大きき、セロトニン変動と関連がある春は片頭痛が悪化するという報告もあります。 そのほか、 セロトニンが活性化されると、抗重力筋(首筋、背骨の周囲、下肢の筋肉、まぶた、顔面の筋肉)の運動神経のレベルを上げるます。背筋や顔にハリができます。姿勢が悪いとセロトニン分泌も悪...
頭部外傷後3週間以降に頭痛(軽度だか徐々に強くなる)、嘔気、片麻痺(歩行障害)、精神症状(認知症)が出現する。原因は、外傷などで頭蓋骨の下にある硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まり、血腫が脳を圧迫して様々な症状を呈する。10万人に対して1~2人みられる。高齢(50歳以上)で男性(男:女=7:3)に多...
<雷鳴頭痛>1)一次性突然に出現し,1 分未満で痛みの強さがピークに達する激しい頭痛で。1 時間~10 日間持続する。数週または数ヶ月にわたって,定期的な再発はない。その他の疾患によらない(二次性が全て除外され)2)二次性(1)脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血(2)未破裂嚢状動脈瘤(3)頸...
片頭痛、月経前症候群(PMS)に関与する可能性がある神経伝達物質のセロトニンには5つの作用があります。 ・痛覚を抑制する (鎮痛) ・抗重力筋に働きかけ、姿勢を保つ ・大脳皮質への作用(覚醒、意欲) ・大脳辺縁系への作用(精神のバランス):・自律神経の働きを整える この中で、抗重力筋に働きかけ、姿勢...
起立性頭痛とは、起立性頭痛とは立位または座位で出現あるいは悪化し、臥位になると軽減する頭痛です。原因として慢性硬膜下血腫、脳脊髄液減少症、体位性頻脈症候群(起立性調節障害)等で考えられます。大濠パーククリニックでは、CT、X線等で検査、診断し治療を行っています。...
低髄液圧症候群 【病気の概念】 脳脊髄液の漏出によって起立時の牽引性頭痛を主症状とする症候群である。 平均発症年齢は40歳前後であり、3:1の割合で女性 【病態生理】 髄液圧は、側臥位では頭蓋内、腰椎レベルともに10~15cmH2O前後であるが、立位になると、腰椎レベルでは40cm H2O程度まで上...
雷鳴頭痛とは,突然に出現し,1分以内にピークに達する重度の頭痛である。原因が同定できる2次性とわからない1次性に分けられる。1)一次性突然に出現し, 1 分未満で痛みの強さがピークに達する 激しい頭痛で。1時間~10 日間持続する 。数週または数ヶ月にわたって,定期的な再発はない 。その他の疾患によ...
<副鼻腔炎による頭痛> 小児や数週間以内の先行する風邪、花粉症の既往などまず考えます。 診断にCT検査は有効です。約2分と短時間ですみます。 以下は、【副鼻腔の部位】と関連する痛みの部位です。 【前頭洞】前額部 【 篩骨洞】眼痛、鼻腔上方 【上顎洞】頬部や臼歯 【蝶形骨洞】顔面(こ...
国際頭痛分類 第3版beta版(ICHD‒3β)によると頭痛の種類は367あります。頭痛は大きく「第 1 部: 一次性頭痛」,「第 2 部: 二次性頭痛」,「第 3 部: 頭部 神経痛,中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛」に分けられます。まずは問診、CT等による検査を行い診断します。頭痛の種類で...
疫学: 中年女性(50歳前後)病因: 不明だが、女性ホルモンとの関連?併存疾患: 片頭痛、緊張型頭痛。発症と関連が疑われる薬剤: リュープリン、バニレクリン発症様式: 入浴後10分以内に発症する、雷鳴頭痛*(1分’(~10分)以内にピーク持続: 1回の発作は10分から6時間以内(30時間)、発作期が...
<風邪の時の片頭痛>片頭痛患者さんで風邪を引いた場合、風邪の頭痛なのか片頭痛の発作なのかわからない場合があります。また、インフルエンザだと使える解熱鎮痛剤が限られます。対応は専門医と相談下さい。さて、風邪の時の頭痛はどうして起きるのでしょうか?風邪の原因となるウィルスや菌が粘膜に感染して...