閉経と高脂血症
女性ホルモンであるエストロゲンは肝臓において、LDLコレステロール受容体を増加させる働きがあります。この受容体が増えると血液中から肝臓にLDLコレステロールが取り込まれ、血液中のLDLコレステロールは低下します。閉経でエストロゲンが低下するとLDLコレステロール受容体からのLDLコレステロールの取り...
女性ホルモンであるエストロゲンは肝臓において、LDLコレステロール受容体を増加させる働きがあります。この受容体が増えると血液中から肝臓にLDLコレステロールが取り込まれ、血液中のLDLコレステロールは低下します。閉経でエストロゲンが低下するとLDLコレステロール受容体からのLDLコレステロールの取り...
ダイエット外来では、薬物療法は勿論、食事、運動療法を指導して、ご本人の希望される体重に無理なく持って行きます。体重が徐々に減って行きのを楽しみましょう。肥満症診断ガイドライン2022がweb上に公開されています。...
糖尿病について糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因で、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下してしまうため、高血糖が慢性的に続く病気です。種類・2型糖尿病:インスリン分泌不全とインス...
【診断基準】空腹時(絶食12時間以上)採血でLDLコレステロール・・140ml/dL以上、HDLコレステロール・・40mg/dL未満、中性脂肪(TG)・・150mg/dL以上 175mg/dL以上(随時採血)Non-HDLコレステロール・・170mg/dL以上出典:厚生労働省【食事療法...
胆汁酸(コレステロールからつくられる)の肝臓への再吸収を阻害することにより、肝臓におけるコレステロールから胆汁酸への合成を促進させる作用があります。 その作用により、臨床的には血中の悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを著明に減少させ、善玉であるHDLコレステロールを増加させます。また、管に...
A)減塩 :①一日の塩分摂取量は6g未満と推奨されています。 現在日本人は平均で1日10から11gとっています。高齢な方ほど、塩分摂取量は多い傾向にあります。②みそ汁 約2g(1日1杯以下)③梅干し 約2g④新潟のおいしいラーメンを汁まで飲むと約8g!!B)野菜、果物多めにC)BMI25以下にD)ア...
降圧剤を飲んでるのに、血圧の下がり方が良くない場合、市販の胃薬を服用している可能性があります。市販の胃薬には1日量で0.5から1.3gも入ってます。医)清涼会 大濠パーククリニック頭痛外来福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B☎ 092-724-5520...
ビグアナイド系糖尿病薬(メトホルミン塩酸塩)や選択的DPP-4阻害薬/ビグアナイド系薬配合剤を服用し造影CTを行うと、乳酸アシドーシス があらわれるおそ れがあります。よって造影剤使用の前後2日間服用中止が必要です。ビグアナイドの作用は、①「肝臓における糖新生の抑制」②「骨格筋・脂肪組織における糖取...
家族性高コレステロール血症(FH)は、血中LDLコレステロールが高くなり、若い時から動脈硬化が進行する病気です。人口の300人に1人程度、日本で40万人以上の患者さんがおり遺伝性代謝疾患の中でも最も頻度が高い疾患です。特に冠動脈疾患が10-20倍高く起こります。LDLコレステロールは肝臓の細胞表面に...
高血糖状態が続くと血液がドロドロになり、血管が傷つきやすくなり動脈硬化を促進させる。その結果1)手足のしびれ(神経障害)や壊死2)糸球体の動脈効果から透析(原因の44%)3)網膜症から網膜剥離、眼底出血や失明4)心筋梗塞・脳梗塞(2-4倍のリスク)5)ガン健康診断や人間ドックで早期発見・治療をしまし...
A)片頭痛(前兆のある)の方は高脂血症の方が多く、治療により高脂血症も改善されます。総コレステロールおよびLDL-コレステロール値が、片頭痛の頻度および強度と有意な正の関連があり、片頭痛予防薬による治療後に、これら血清脂質値が有意に減少していることが発表された。Tana C, et al. Pain...
10年以内の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを予測できる最新指標で、血中の酸化変性LDLコレステロール(LAB)と結合するLOX-1(sLOX-1)を測定し、リスクが高い順から赤、オレンジ、黄、緑の4つで表示する。LOX-index®値が高いと、脳梗塞発症率で約3倍、心血管疾患発症率で約2倍となる。脳梗...