ワクチンの2種類以上の同時接種は可能
同時接種について
定義:
あらかじめ混合してない2種類以上のワクチンを、別々の注射器や器具を用いて、同一の対象者に対して一度の受診機会に接種すること(2.5cm以上離して接種)
重要条件:
・医師が必要と認めた時のみ接種可能(厚生労働省定期接種実施要項参照)
・一医療機関で数分以内に接種すること
・他院での実施や午前・午後に分けての接種は不可
接種可能な組み合わせ:
・生ワクチン + 生ワクチン
・生ワクチン + 不活化ワクチン
・不活化ワクチン + 不活化ワクチン
ワクチンの分類
生ワクチン:
・BCG(結核)
・麻しん風しん混合
・水痘(みずぼうそう)
・おたふくかぜ
不活化ワクチン:
・B型肝炎
・A型肝炎
・三種混合(ジフテリア、破傷風、ポリオ)
・ヒブ
・四種混合
・日本脳炎
・肺炎球菌感染症(13価・23価)
・子宮頸がん予防
・インフルエンザ
・RSウイルス
・帯状疱疹
・新型コロナ(2024.4から可能)
接種間隔:
・基本的に制限なし
・例外:生ワクチン同士は27日空ける必要あり
・新型コロナワクチンと他のワクチンとの接種間隔制限なし
インフルエンザワクチン情報
価格:
・学生:2,800円
・小学生:2,500円(1回料金、2回必要)
・大人:3,400円
・福岡市内在住65歳以上:1,500円
特徴:
・種類:4価ワクチン(A型2種類、B型2種類)
・効果発現:接種2週間後から
・持続期間:約5カ月間
・接種不可:発熱(37.0度以上)、体調不良時
副作用:
局所反応(10~20%):
・接種部位の赤み
・腫れ
・痛み
※2~3日で消失
全身反応(5~10%):
・発熱
・頭痛
・さむけ
・だるさ
※2~3日で消失
重大な副作用(まれ):
・アナフィラキシーショック
・ギランバレー症候群
注意事項:
※期間中でもワクチンがなくなり次第、予告なく予約を終了する場合あり。
※福岡市高齢者のインフルエンザ定期予防接種は、福岡市内に住民票がある65歳以上の方が対象。